小学生の、野球が上達する秘訣・コツ

小学生の、野球が上達する秘訣・コツ(他のスポーツでも)

日野市を中心として、小学1~6年生の男女を対象として、とにかく楽しく遊ぶ、指導ではなく、子供たちが面白さを感じればどんどん伸びる、という方針のもと、始めた、1週間1時間半の「あそべーすぼーる日野」(紹介ページは、こちら

このようなことで悩んでいる親御様へ

(小学生向け野球の記事ですが、ほかのスポーツについてもあてはまると思うので、もし他のスポーツに取り組んでいる場合は、「野球」をお子様のスポーツに置き換えて読んでください(o’∀’)b)

  • 毎週休日のほとんどを野球の練習に費やしているのに、あまり上達しない
  • 同学年のほかの子と比べて、自分の子が下手に見える
  • みずから喜んで練習に取り組んではいない
  • 試合に出させてもらうと、ほとんど実力を発揮できない

なかなか野球が上達しない子の共通点

私たちが主催する「あそべーるぼーる」では、自分たち大人・親を「指導者」と位置付けていません^^

野球好き、スポーツ好きな子供たちが、形にして、遊びたい野球を、形にしてあげる下支えこそ、役割と思っています。

みんなは私のことを「おっちゃん」と呼びます。

(時々「おっさん!」と呼ばれます)

そんな私たちは、野球の入り口にいる子、始めて3年以上経つ子。様々な子供たちを相手にしています。

そんな私たちから見て、残念ですが、「きっとこの子は、これまで、あまり上達をできずに、今日に至っているんだろうな。」と感じる子たちは、やっぱりいます。

そういう子たちには、ほぼみんな、以下のような共通点があります。

  • (少年野球チームに入っている子も含め)、投げるフォームも打つフォームも、ほぼ”自我流”で固まってきてしまっている
  • 自分のことにしか関心がなく、周りと協調して、場を創る、という自然な姿勢を持てない
  • ストレスを大きく抱えている(あそべーるぼーるでその発散を求めているぐらいですから)
  • 自信を持っていない。うつむき気味な子が多い
  • 大人の提案を待たないと、自ら行動しない
  • 紅白戦に負けても、悔しがる様子がない

どんどん加速して野球や他のスポーツが上達する子の共通点

あそべーるぼーるには、1年以上、ずっと毎週かかさず来てくれる子が約3人、コロナが始まったぐらい、半年ちょっと前から毎週来てくれている子が約3人、最近、秋ぐらいから来てくれている子たちが2,3人。

今、8人ぐらいでしょうか。

半年ぐらいあそべーるぼーるに参加し続けてくれる子は、目を見張るような上達ぶりです。

毎週毎週、大人がびっくりさせられます。

そんな半年後の姿を知っているので、新しく参加する子には、いつも、

「大丈夫だよ。〇〇くん(ちゃん)も、あっという間に、ホームランを打てるようになるよ」と、決しておだてるんじゃなく、本心から言ってあげられています。

あそべーるぼーるに半年以上参加してくれている子たちはみんな、大きな上達を見せてくれているのですが、彼らを見ていると、以下のような共通点があります。

  • 自信にあふれている(僕・私が一番活躍できる、と信じて疑わない)
  • 取られた点は取り返す、という「倍返し精神」に溢れている
  • 野球を熱愛していて、あそべーすぼーるのある金曜と次の金曜のその間で、たっぷり親御さんと自主練してきている
  • 指摘されたことを悔しく、真剣に受け止め、次に来るまでに、こんな練習してきたよ、と自慢してくれる
  • 紅白戦で、誰からも何も言われていないのに、大きな声で仲間を応援している
  • 大人からの指示や提案がなくても、場のために必要なことを、自然と手伝ってくれている
  • 周りを悪く思わない。仲間を増やす精神に溢れている
  • 大人にいつも、「こういう風にしたほうがいいんじゃない?」とハッキリ考えを提案してくれる

私たち「あそべーるぼーる」がどういう工夫をしているか^^

前述しましたが、あそべーすぼーるでの大人の立ち位置は「指導者」ではなく、「円滑のための束ね役おっちゃん」です。

だから、子供たちを指導して、上記のような子たちを育成しようとしていません。

でも、私たち親や大人が、ちょっと工夫することで、子供たちは、野球でも他のスポーツでも、熱愛して、自信にも溢れて、自らどんどん上達する子に変革していくんです。

私は、机上で勉強して語っているのではなく、マジで((笑))、そんなみんなを毎週毎週目の当たりにしていますから♪

私たちが、指導者じゃなく、おっちゃんとして、どんな工夫をしているか、箇条書きします。
『大学生のカップル』を想像すると、とても分かりやすいと思います。括弧書きで補足してあります。

  • 参加も欠席も自由。出欠連絡一切なし。大人が野球や練習を強要しないことが大切です。
    (彼氏・彼女に、デートを義務化すると、、きっと飽きられますよね)
  • 基本1.5時間。長くて2時間。大学生は90分の授業を受けますが、小学生は45分授業です。長くて2時間が限界です。もっとやりたい!と、のどが渇く状態が大切。
    (デートはだらだら8時間会うよりも、”腹八分”ぐらいのほうが、また会いたいと思ってもらえますよね)
  • 叱らないし怒らない。子供たちが主役で、その場に、大人も混ぜてもらっている、という感覚が大切。間違っても大人が主導者であってはならないんです。
    (事あるごとにキレる彼女、彼氏。きっと嫌われますよね)
  • 全てのシーンやプレイを通じて、関連する様々なことを結び付けて教えてあげることができます。どうしてそのプレイが必要なのか、肌感覚で理解してもらう努力をしています。
    (”判断基準”を相手に理解してもらうことは大切なことですよね)
  • 1日、その子が更に上達できるポイントを見つけたら、そのことをシンプルにただただ伝え続けます。あれもこれも言いませんし、しかも、とっても優しく提案する言い方です。
    (私はこれをしてほしい、こう言ってほしい、と欲張ると、何も伝わりませんよね)
  • やっている途中に飽きてしまっている子に、無理強いをしませんまたやりたくなったら戻ればいいと思っています。子供たちの遊びなんて、そんなもんです。大人ほど空気を読みませんから。
    (束縛や嫉妬は、常に弱効果ですよね)
  • 褒めるとき、指摘するときに、絶っっ対に周りの子と比較しません。1人1人全くレベルが違うので。
    (〇〇ちゃんより可愛いね、なんて言ってしまったら・・)
  • 大人は何も決めません。子供たちの提案ややりたいことをいつも採用してあげます。それは、大人は、あくまで混ぜてもらっている立場だと思っているので。
    (相手の希望を尊重するのと一緒です)
  • 紅白戦は、「何が何でも絶対に自分のチームが勝つ」と必死になれるよう、雰囲気作りをしています。最近は、負けた瞬間、大泣きする子もいるし、勝った瞬間、みんなハイタッチして喜びます。
    (喜怒哀楽を共有することが大切ですよね)
  • レベルの高い子と初心者の子が、どちらも一緒に楽しめるよう、物足りなさや、劣等感を感じないよう、全力で大人として工夫しています。腕の見せ所です!
    (相手が物怖じするような関係性は良くないですよね)

最後に・・・

よく、勘違いをされたかたから、「遊びでしょ?生涯スポーツ程度でしょう?」と、参加や見学という、ちょっとした努力もせずに、言われます(笑)

競技スポーツを全力で目指す子がいるとしたら、そういう子ほど、大人が詰め込め式をやってはダメなんです。

そういう子は、自発的にどんどん伸びるでしょうか。

もし、親御さんとしてお子さんに、「うちの子は甲子園目指してほしいから」と願うなら、一歩も十歩も引いて、「もしこの子に、親が無理やり野球をさせなかったら、この子は黙っていても、どんどん練習したり、弱点を克服したり、率先して行うほど、野球が好きなのか?」と、冷静に、客観的に、見守ってみてください。

そういう状態じゃなかったら・・・

甲子園とか、プロとか、親が勝手に思い描いていてはいけないんです。ちぐはぐです。

野球を好きになってもらうにはどうしたらいいか、それを一歩引いて考えてあげることが、親の唯一の役割なんじゃないでしょうか。

あそべーすぼーるで必死に頑張っている子たちが半年で、自信に満ち溢れて、そして大きく成長している姿を見てもらえるときっと、小学生にとって「野球をやる」ということは、一体どういうことなのか、再考するきっかけになるのではないでしょうか。

当面の予定

  • 11月27日(金) 15:40-16:50(そろそろ上着必須です)
  • 12月4日(金) 〃
  • 12月11日(金) 〃
  • 12月18日(金) 〃
  • 12月25日(金) (ささやかなプレゼントあり)
  • 【行事!!!】12月28日(月) 13:00-16:00 交流戦!!ぜひ空けておいてくださいー!!場所は以下のLINE@で連絡します!

開催や中止のタイムリーな連絡が届きます(LINE@)

当日に「雨天だから・・」など連絡しやすいように、LINE@というのを最近作りました。お店から届くLINE、みたいなもの。

『興味はあるけど、参加はまだ・・』というかたも、全く遠慮なく、ぜひ友達登録してください。初参加のきっかけに繋がるかもしれません。

鬱陶しいほどの回数は、全く送りません。開催日の前に少し送る程度です。

(登録してくださったLINEの情報が他の方々に公開されてしまうことはありません。あそべーすぼーるも、登録されたかたから、スタンプなどを送っていただかない限り、どなたが登録者なのか、分からない仕組みのようです。)

スマホから、以下のURLをクリックして、友達登録してください。QRコードも貼ります。

https://lin.ee/J1qrgQV

↓<問合せフォーム>↓

豊田2丁目原っぱ地図

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