『スポーツメンタルトレーナー』ライセンスを取得しました(&4月予定)

少し軟らかいボールと、ゴムテープやゴム板で改良したカラーバットを使って、楽しく、でも真剣に、紅白戦を毎週やる、という「あそべーすぼーる」。

2年と9か月経ちました。

20人ぐらい毎回来てくれます。

チームに入っていない子もたくさんいます。

チームに入っている子は今は5~6チームから参加してくれています。

今月定員に達し、只今満員です。人数に空きができたら、このブログでご案内します!

会費は今はありません。

1ヶ月継続できた選手には、スポーツ保険には年額800円で必ず入ってもらっています(12-3月に入った子は次の4月から)。

また半年に1回、ボール補充費として1000円、集金させてもらいます。

※必ず※保護者様1名に公式LINEアカウントの友達追加をしていただきます(こちら

(4/21更新)3-4月の予定

(全て平山台)

  • 3/29(火)14:30-17:00 春休み特別。たくさん紅白戦をしましょう
  • 4/1(金)15:40-17:45 (ちょっと集合早いです)
  • 4/5(火)14:30-17:00 春休み特別。たくさん紅白戦をしましょう
  • 4/8(金)15:40-17:45 (ちょっと集合早いです)
  • 4/15(金)雨天中止
  • 4/22(金)仕事のためお休み
  • 4/29(祝金) お休み

 

『スポーツメンタルトレーナー』チャレンジのきっかけ

3年前。長男が小1の4月。

長男の入った野球チームで、コーチをやらせてもらうことに。

他人の子供を預かる、教える、ということにとても恐縮した記憶があります。

そこで、①技術面、②メンタル面、の両面で、書籍を何冊も買い、今日まで3年間、勉強をしてきました。

技術がどれほど身についても、試合の本番で、それを100%発揮できる選手は10%もいないのではないでしょうか。

私自身も現役でソフトボールをやっていますから、実際にそうです。

これからも長く子供たちにスポーツを教える立場だと思うので、改めて体系立てて、習得をしたいと考えました。

そこで、探して、『スポーツメンタルトレーナー』の説明を読むと自分の目指すものにぴったりだと感じて、取得を決意しました。

平日は仕事、土日はコーチ、と空き時間がないのもあり、半年ぐらい、かかりました。でも学びは楽しいものでした。

 

『スポーツメンタルトレーナー』で主張される指導の在り方

いざ、勉強をすると、『試合や本番で、自分の持っている力のMAXを発揮する』という観点だけではなく、『自分の始めた競技を、挫折することなく、継続する』という観点も、重要なのだと感じました。

私が、『スポーツメンタルトレーナー』の勉強をしていく中で、総合的に、『スポーツ(スポーツに限らず)の指導者は、どうあるのが理想か』をどう受け止め、解釈しているのか、を以下に記します。大きく【3つ】の視点です。

【1】選手のモチベーションを保ち続けられる指導者

子供は、大人ほど、1つのことに集中して、ずっと、初心を保ち続けることは、出来ません。どんどん気持ちは移り変わります。(大人も、ですね)

特に、令和の時代は、YouTubeなどで情報が簡単に手に入り、学校の友達の中心的な話題もめまぐるしく変化します。

だから、好きで始めたスポーツ、楽しくて始めたはずのスポーツ、それでも、1年間、2年間、ずっと同じモチベーション(やる気)で続けられるとは限りませんし、それが出来る子はマレです。

指導者は、技術を的確に指導できるだけではなく、『どうしたら、来週も、来月も、この選手が、やる気を保ってくれるか』を想像しながら、1人1人に合わせて、言葉遣いや、”宿題”などを、検討するといいのだろうと思います。

例えば、やる気の浮き沈みが大きい選手は、無理して高くやる気を維持させようとは思う必要はありませんが、大きな目標意識よりも、目の前のスキル面での小さな努力目標を、一緒に決めてあげて、それがクリアできたら、次の課題、と、付き合ってあげることが大切ではないでしょうか。

【2】選手が、つまづいた時に、灯りをともしてあげられる指導者

小学生も中学生も、体格は大きく個人差があり、運動神経も、器用さも、大きく個人差があります。

(「センス」という言葉は好きではありません。

なぜなら、始めたばかりの頃に、「この選手はセンスがあるな」と感じる子でも、3年間接していると、そうではない子に、簡単に追い越されたりします。

ですので、「センス」の有無は、指導者はあまり過信しないほうがいいと思います。)

7人は、当たり前のように出来ることでも、1人2人は、教えてもなかなか同じようには上手くできないことは、本当によくあることです。

そして、練習で上達してきている子が、試合や本番で全然実力を発揮できないことも、よくあることです。

そういう時に、指導者は、そのような選手にどう付き合うのが理想なのでしょうか。

「次は絶対に大丈夫だ」という言葉がけは、私もよくします。これも大切な言葉だと思います。

でも、やっぱり次もうまくいかなかったら、自信は無くなってしまいます。

だから、励ますのと同時に、「どこに課題があるのか。もっとも改善の近道となる訓練は何なのか」を、見極めて、シンプルに宿題を与えてあげられることが、大切だと考えます。

例えば野球。打席に立つと、バットにボールが当たらない選手が落ち込んでいるとします。どうして、バットにボールが当たらなかったのか。タイミング?バットの軌道?身体のブレ?

課題に気付く目利きは大切です。

その上で、「バットの軌道が、下からアッパースイングになっていて、ボールの軌道とバットの軌道に開きがあるんだよね。」と課題を教えてあげて、次からボールの軌道にバットの軌道を合わせられるよう意識をしてスイングをする練習をさせてあげるといいですね。

この時、試合中・本番中に”失敗”してしまった子を、怒鳴ったり、「打てないなー」と断罪してしまったり、そういうのは、選手の”ガッカリ”を増長するだけですし、自信を更に失わせるだけなので、止めましょう。

最後に忘れてはいけないのが、先ほどの例だと、少しでもバットの軌道に改善が見られた場合、「今の軌道は良かったよ!」と必ずフィードバックをし続けてあげることです。

それが、自信の蓄積につながります。

「自信」のある選手は、練習での成果を本番で発揮しやすいです。

指導者は、「選手の失いかけている”自信”を取り戻させてあげる」役割であり、間違っても、「選手からどんどん”自信”を失わせる」役割ではありません。

【3】選手に、いつも夢の実現をワクワクさせてあげられる指導者

スポーツでもそれ以外でも、指導をしていると、指導者の頭の中には、その到達地点や、理想のゴールのイメージがありますよね。

でも、その理想のイメージを、必ずしも、選手1人1人が具体的に持てているとは限りません。

時々、指導に熱が入ると、「右に行け!違う、こうしろ!こっちだ!どうして分からないんだ」と、目の前の動きそのものだけに注目して、強い口調で選手に”動き”の指導をしてしまうことがあります。

指導において、”動き”を具体的に教えることは大切です。

でも、選手が、自分からの指導を受けたその先に、ワクワクする最高の選手像があることを、いつも目指すことが大切です。

この点を誤ると、選手は、言われているからこうする、きっとこれが正しいんだろう、と、その先の理想の状態をイメージせずに、動きだけを実現しようとしてしまいます。これは、応用もきかず、試合でもとっさには実行できません。

言葉遣いとしては、「今、体重移動がしっかり出来ていたよね!それが出来ると、体つきが大きい選手じゃなくても、ラクに強い球が投げられるようになるんだよ。近い将来は、ピッチャーになれちゃうかもしれないよ!」というイメージでしょうか。

いつも、何か指導をするときに、「どんな理想の選手像をつかんでほしいから、今、この動きを指導しようとしているのか」を、頭の中にじっくり描いて、指導をする。そして、その理想のイメージをセットで、選手に伝えてあげる。

これを繰り返すことで、選手は、「今の練習がどういうことに繋がっているのか」、「自分はどんな選手になりたいのか」、を具体的にイメージできるようになっていき、ワクワクが止まらない、多少の辛いことも我慢できる、そんな風になれるのではないでしょうか。

最初に書くべきことで、大切なこと。

それは、「そもそも、上記3つを実現する指導者である以前に、子供1人1人と、信頼関係を適切に築いていなければ、どのような指導も意味をなさない」ということです。

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