(1/7更新)バッティング、お子さんへのアドバイスの方法(&1月予定)

少し軟らかいボールと、ゴムテープやゴム板で改良したカラーバットを使って、楽しく、でも真剣に、紅白戦を毎週やる、という「あそべーすぼーる」。
2年と5か月経ちました。20人ぐらい毎回来てくれます。チームに入っていない子と、チームに入っている子は今は7チームから参加してくれています。
多いとバッティング機会が減るため、いったん受入れを中止しています。
定員に空きが出来たら、こちらにも書きますので時々チェックしてもらえたら幸いです。会費は今はありません。1ヶ月継続できた選手には、スポーツ保険には年額800円で必ず入ってもらっています(12-3月に入った子は次の4月から)。
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バッティングはお子さんにどういうアドバイスをしたらいいでしょうか?

(少年野球をやっている子の親御さん、チームには入っていないけど野球好きな子の親御さん向け)

こんにちは。最近、あそべーすぼーるの子たちには、とても野球への意欲が高く、バッティングセンターなどにも行く子が増えていると、本人や親御さんから、よく教えてもらっています。

けっこう感動しています。

また、子供たちからは「上手に打つにはどうしたらいい・・?」と相談を受け、親御さんからは「どうやってアドバイスしたらいいか・・」と相談を受けたりします。

答えはありませんが、私なりに長男が年中さんからなので、約5年間、長男のバッティングを見てきて、どういう風に接しているか、教えているか、を以下に参考程度にまとめますので、良かったら、読んでください。

1.親御さんがピッチャー役をやってあげる場合

日本のプロ野球で唯一、三冠を3回達成した、落合博満さん(元中日や巨人など)。ノックにしてもバッティングにしても、難しい球で練習をするよりも、誰でも打てる、誰でも捕れる、簡単な球で、自分のしっかりとしたフォームで打ったり捕ったりできるように、と、以前おっしゃっていました。

ですので、バッティングセンター以上に、親御さんが、危険だけ回避して、前からトスでピッチャーをやってあげるのが、バッティング上達には最も効果的と考えます。

その時、例えば20球、手元にあるとしたら、何も言わずに、20球、ひたすら、投げてあげることが大切だと思います。その時、ものすごく山なりだと、「点」でボールを捉えなければならないため、難しく、なるべく、地面と水平程度の軌道で投げてあげることを意識するといいです(実際には少し山なりになります)。

それで20球目に、空振りやポテポテの当たりで終わるのではなく、最後はスカーンと当たるまで、「もう1球!」とやってあげるといいです。人は、悪いイメージで終わると、それが頭にインプットされます。良いイメージで終わると、それも頭にインプットされます。ですので、良いイメージで終わるといいです(ノックのとき、「エラーした人から終了」が、大きな間違いであるのと、同様です。「捕れて、ちゃんと投げれたら終わり」にしないと、悪いイメージが蓄積していきます)

助言は、その20球の合間にするといいです。子供は子供なりに、20球の連続の中で、大人には分かりづらくても、少しずつ軌道修正をして「次こそ当てる!」と頑張っているので、20球やりながら、ジャンジャン助言をする、というのは、子供なりの”気付き”を阻害するので、お薦めしません。よっぽどの時は、たった1回だけ手を止めて、言葉だけではなく、優しく動作を一緒に確認しながら伝えるといいです。

内容は、『1日1つ』に限定するといいです。大人でも、あれやこれやと、次から次へアドバイスされると、それをスイングに反映させることは、「神の領域」となりますよね。

その『1日1つ』の優先順位の高いアドバイスを以下に優先順に、列記します。

  1. ベースとの離れ方。アウトコース(ベースの一番外側)に、バッドの真芯が届く程度まで、ベースに近づく必要があります。近すぎてもダメ
  2. バットで捉える場所(打点)は、ベースの真上ではなく、ベースよりもピッチャー寄りです。手首が一番固くロックされる瞬間が、最も飛びます。(中学生になると、振り遅れても流し打ちでヒットとすることも大切ですが、小学生のうちは、徹底して、”打点は前”と覚えていい)
  3. バットが地面と水平にスイングされるように(最初からバットを横に寝かしていてもいいぐらいです)
  4. 左腕(左バッターの場合、右腕)が、ボールを待ってるときから、大きくキャッチャー側に位置されているように(テイクバックでわざわざ腕を動かすことは、最初のうちは要りません。とにかく、最初からテイクバックしておけば、動作が1つ減ります)
  5. 打つ瞬間、重心が、ピッチャー側に突っ込まないように。目線がぶれるし、チカラも乗りません

2.バッティングセンターに親子で行く場合

親御さんが投げてあげる場合と違う点は、「20球あるとしたら、途中で止められないこと」と、「ヒットにするために、それなりのチカラが必要」という2点です。

これも同様、20球の途中では、アドバイスは不要です。目まぐるしく投じられる中、自分なりに頑張って「次は打ちたい」と軌道修正しているはずなので、じっと見守りましょう

その中で、1つだけ、伝えることがあるとしたら、上記の「1」のベースとの距離です。球が速く感じ、腰が引けていることがあるのではないでしょうか。それではやっぱり打てません。立ち位置を、最適にすることは、バッティングセンターでも、途中で出来ることです。

そして、20球など、自分の番が終わったとき、その辺に落ちているボールを、自分で「ノック」する形で、綺麗に打ち返させるといいです。子供がノックすることは非常にバッティングの練習になります。上から落ちてくるボールを「点」で捉えなければならないので難しいですよね。

その合間に、助言できることがあるとしたら、「どうして、バットに当たらないのか」の課題をよく感じ取っておくといいです。大きくは以下じゃないでしょうか。

  1. 振り遅れている ⇒ 余計なテイクバック動作は不要。上記の「4」の通り、最初からテイクバックを取っておけばいいんです。そうすれば、動作が1つ減ります。
  2. ボールの軌道とバットの軌道がズレている ⇒ 上記の「3」の通り、きっとバットが下から出て、アッパースイングになっています。バッティングセンターのボールの軌道は、「ほぼ地面と水平」です。落ちてきません。だから、地面と水平に振ることを心がけるといいです。バットを最初から、横に寝かして、水平スイングをしてみてごらん、と伝えてもいいでしょう。
  3. バットに当たっても、流し打ち方向へファール ⇒ 流し打ち方向にファールが多い場合は、上記「2」の通り、打点がベース真上ぐらいに、差し込まれている可能性が高いです。手首がロックされていないと、マシーンの球威に、負けてしまうんです。これは、実際の試合も一緒です。だから、「打点は前」、つまりベースの上じゃなく、もうちょっとピッチャー寄りで捉えるよう、助言するといいです。
  4. バットに当たっても、ヒットにならない ⇒ ポテポテの場合、「体重移動」を少しずつ教えてあげるといいです。テイクバックは大きく取る必要はないのですが、待っているときに、右足(左バッターなら左足)に、けっこう体重を乗せておいて、打つ瞬間に、それがオヘソの上に移動するようなイメージで体重移動を心がけてもらうといいです。また、バットの「先っちょ」が下がっていると、打ち負けることが多いです。手の位置と、「先っちょ」の位置が、だいたい高さ同じぐらいになるよう、意識してもらうといいです。

2022年1月の予定発表

開催場所は、平山台グラウンド(日野市平山2-1-1)です。

1月は17時15分いったん解散、バッティング補習後、17:40最終解散です。

⇒物足りない子向けに、ボール集めを必ずやってくれることを条件に、紅白戦後に、バッティングをさせてあげています。

  • 12月24日(金)14:00~15:30@平山中の横の川原沿いの広場(このページ1番下の地図を参照ください)
  • 12月26日(日)13:30~16:00『スポまつ』@平山台 このページの後半を参照ください
  • 12月27日(月)13:30~15:30@平山台(希望者のみ来てください。紅白戦なしで、フライノックと、バッティングDay)
  • 2022年1月10日(月祝)14:00-16:00 @豊田の原っぱ(豊田2-12-16付近に駐車場)
  • 1月14日(金)15:50-17:15 @平山台
  • 1月21日(金)15:50-17:15 @平山台
  • 1月28日(金)15:50-17:15 @平山台

12月26日『スポまつ』について

平山サッカースクールのヨウジロウさん(代表)と共同開催です

  1. 13:30-14:30は、野球をやってみよう!バッティング。
  2. 14:30頃から、ガチの、サッカー紅白戦にする(あそべーす vs 平山サッカースクールの子たち)※人数、学年調整あり
  3. 15:30頃から、お菓子のゲットを賭けた、ゲームなど
  4. 参加申込不要です。お菓子代に200円/1人、ご持参の上、ぜひ、来てください(大人はお菓子代不要)。
  5. 場所は、平山台グラウンド(平山2-1-1)

今後、変更になる部分もあると思いますが、その都度、更新します♪

 

【平山中の横の川原沿いの広場の地図】

平山ふれあい広場

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